1. 研究目的与意义(文献综述)
芥川龍之介は日本の文学史上の奇才としてよく評価されている。芥川の作家生活は、僅か十二年間であるが、彼は自己の様々な可能性を次々と実現して行った。大正の作家の中でも、最も華やかな存在だったと言える。
日本の文学界では、芥川龍之介についての研究は、芥川の没後から今に至るまでの九十余年間、絶えることはない。そのカテゴリーは、芥川の詩、小説、日記、書簡及び思想の各領域にわたっている。代表的な研究家として吉田精一、中村真一郎、片岡良一、三好行雄、平岡敏夫、関口安義らを挙げることができる。
中国では、二十年代から既に芥川の小説が訳された。芥川に関する研究もその時から始まって、今でも芥川を研究する研究者も大勢いる。ところが、これらの作品は人間悪だけ暴露するということを中心に、人間の醜さとエゴイズムを徹底的に暴いている。人間の善については、言及しなかった。しかし、どんな悪人であっても、生まれつきの善というものがあると言えよう。それに、善悪併存という観点から芥川龍之介の人間観の明るい一面が窺われるのである。だから、私は芥川の生涯及び作品を研究する上で、その作品における善悪併存の人間性を深く探究しようと思う。
2. 研究的基本内容与方案
基本内容:
本論では、芥川の三つの短編小説すなわつ『鼻子』『羅生門』『蜘蛛の糸』における色々な人から入手、その言葉、動作、心理及び性格を詳しく分析して、人間性の美しさと醜さをあばいて、更に善悪の選択の矛盾の感情を明らかにしようとする。
まず、芥川の作品における利己主義について、それぞれの場合の利己主義をちゃんと区別し、深く分析する。次、作品の中に現れている善への追求の表現及び異なる善の表現形式を詳しく説明する。更に、利己主義と善への追求の矛盾の人間性の原因についてを探究する。最後にこの三つの作品を結び、善悪の矛盾という共同の趣旨を通じて、作者の内心の辛さと不安を明らかに浮き彫りにしてみろう。
3. 研究计划与安排
1月20日 テーマを選定する。
2月20日 アウトラインを提出する。
3月15日 「開題報告書」を提出する。
4. 参考文献(12篇以上)
[1]関口安義.芥川龍之介とその時代.翰林書房,2012.
[2]石割透.芥川龍之介について気づいた二、三のこと.駒澤短期大学研紀要,1999,(27):1-10.
[3]長行司研太.芥川龍之介小説にみる生の欲動と死の欲動の葛藤.佛教大学学院,2010.
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